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日記と随想

秩父札所と紅葉巡り⑤第四番 高谷山 金昌寺

 

次に訪れたのは第四番 高谷山金昌寺。

ここも初めての寺。

 

遍路道中の安全を祈願した巨大わらじ。

 

 

大きさが分かるように旦那さんと比較。

 

ここの仁王様たちは、煉獄さんみたいでかっこいい。

 

 

それ以外にも、寄贈された たくさんの地蔵様や、観音像がお出迎え。

 

 

本堂。

 

珍しい、銃乳をする母子観音。

さる豪商が亡くした妻と子の姿を浮世絵にし、それを観音像にしたそうな。

 

愛情あふるるエピソードではあるけれど…

同じように病などで亡くなったとしても、貧しい農民の妻子では、こんなふうに弔ってはもらえなかっただろう。資産のある豪商だからできたことだ。

そう思うと複雑。

 

ちなみに、本堂の説明書きにあったが、「江戸時代でも人前で授乳する姿は見せるものではなかった」そうな。

 

…じゃあなんで残すんや(爆)

 

よく産後に「昔はどこでも授乳していた」なんて親世代に言われてモヤモヤする育児漫画を目にしますけども…昔も今も人前での授乳を強制するのは立派なハラスメントですね。

 

 

こじんまりとしていましたが、見どころが多く、とてもいいお庭でした。

 

秩父札所と紅葉巡り④第一番 誦経山 四萬部寺

 

次に訪れたのは第一番 誦経山 四萬部寺

札所巡り最初の寺だが、実は私ははじめての寺だ。

パッと見て、屋根の形が特徴的なことに気がつく。

本堂は、三間四面、表一間に軒唐破風の向拝を配し千鳥破風をふした入母屋造りで、創建は1007年(寛弘4年)と言う。

 

寺の門前には江戸期創業の旅籠・一番が建つ

江戸期には札所巡りはお伊勢参り同様、ちょっとしたブームとなっていた。

その頃から、全国からの巡礼客が、札所巡りを前に体を休めていたに違いない。

 

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秩父札所と紅葉巡り②第三十一番 鷲窟山 観音院

秩父札所と紅葉巡り2日目は小鹿野の鷲窟山 観音院からスタート...の予定が、息子くんが午前中の眠気ゴールデンタイムに入ってしまい、門構えだけ見ていくことに。

 

この段数の石段を、11kgになろうかと言う息子くんを抱いて上がれる気がしない...。

 

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秩父札所と紅葉巡り①第三十二番 般若山法性寺

11月中旬、1泊2日で秩父札所と紅葉巡りを楽しんできた。

 

札所巡りが趣味の夫と付き合ってから、6度目の秩父

 

息子くんは、生まれてから2度目の秩父、2度目の泊まりがけの旅行。

いつもいい子で付き合ってくれるので、大変助かる。

おでかけや旅行が好きな子に育って、本当に良かった。

 

初日。

まずは小鹿野へ。

 

札所を巡る前に、名物わらじカツ丼の名店、東大門で腹ごしらえ。

r.gnavi.co.jp

 

カラッとあがっていて、ボリュームがあるのに重くなく、甘辛いソースも絶品で、ペロッと食べられてしまう。

 

レディースセットは、わらじカツ1枚なのだが、美味しすぎて、2枚の通常セットにしておけば良かったと後悔。

 

夫が注文したクライマーズ丼。

小鹿野はロッククライミングの名所で、岩山をイメージした巨大わらじカツが2枚。

「そんなに大きいの食べられるの?!」と、アラフォーの胃を心配したが、「うまい、うまい!!」言いながらペロッと平らげていた...さすが名店の味、おそるべし。

あまりにペロッと食べられてしまうから、食べ過ぎそうで危険。

 

 

さて、一箇所目の札所は、第三十二番 般若山法性寺。

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夫婦の日の花束と、花が苦手だった私

11月22日は夫婦の日、ということで、夫からピンクの薔薇とカーネーションのミニブーケをもらった。

 

私が花を見るのが好きなので、何かにつけて花を贈ってくれる、よき夫デス。


でももともと私は、花は苦手と言うか、

自分には花なんか似合わないから、近くに置きたくないと思っていた。

 

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朝9時に耳鼻科クリニックへ行きたるに...

旦那さんに息子くんを預け、朝9時に耳鼻科クリニックへ。

受付中止するギリギリで午前診療の予約が取れた。

 

どうして病院と言うものは、どんな科でも、どこの病院でも、こう毎回混んでいるのだろうか。

 

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