秩父札所と紅葉巡り⑤第四番 高谷山 金昌寺
次に訪れたのは第四番 高谷山金昌寺。
ここも初めての寺。
お遍路道中の安全を祈願した巨大わらじ。
大きさが分かるように旦那さんと比較。
ここの仁王様たちは、煉獄さんみたいでかっこいい。
それ以外にも、寄贈された たくさんの地蔵様や、観音像がお出迎え。
本堂。
珍しい、銃乳をする母子観音。
さる豪商が亡くした妻と子の姿を浮世絵にし、それを観音像にしたそうな。
愛情あふるるエピソードではあるけれど…
同じように病などで亡くなったとしても、貧しい農民の妻子では、こんなふうに弔ってはもらえなかっただろう。資産のある豪商だからできたことだ。
そう思うと複雑。
ちなみに、本堂の説明書きにあったが、「江戸時代でも人前で授乳する姿は見せるものではなかった」そうな。
…じゃあなんで残すんや(爆)
よく産後に「昔はどこでも授乳していた」なんて親世代に言われてモヤモヤする育児漫画を目にしますけども…昔も今も人前での授乳を強制するのは立派なハラスメントですね。
こじんまりとしていましたが、見どころが多く、とてもいいお庭でした。