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日記と随想

秩父札所と紅葉巡り②第三十一番 鷲窟山 観音院

秩父札所と紅葉巡り2日目は小鹿野の鷲窟山 観音院からスタート...の予定が、息子くんが午前中の眠気ゴールデンタイムに入ってしまい、門構えだけ見ていくことに。

 

この段数の石段を、11kgになろうかと言う息子くんを抱いて上がれる気がしない...。

 

 

この仁王門、石像の仁王としては、日本一の大きさだそうな。

 

 

高さ4m、2400kgもあり、明治元年の作だそうな。珍しいものを見られた。

 

本尊「聖観世音菩薩」は奈良時代の仏僧・行基の作と言われる。

弘法大師が爪彫りしたと伝わる「鷲窟磨崖仏」(もしかしたら手塚治虫 作『火の鳥』の我王が岩牢で掘った仏のモデルかも?)や『鎌倉殿の13人』でも人気だった畠山重忠縁の洞窟の石仏群など、見どころ盛り沢山な寺なのだが…見られるのはいつかなぁ...。

息子くんが石段を自力で登れるぐらい大きくなってからかなぁ。

 

 

観音院の下には、水子地蔵発祥の地?とされる紫雲山地蔵寺があり、一万体以上の水子地蔵が山肌が見えないほど立っている。

 

観音院山門の傍にも小さな地蔵が立ち並んでいた。

 

命が無事に生まれてくること、それはやはり奇跡で、息子くんをこの世にさずけてもらったことは、何ものにも変え難い、ありがたいことなのだと、家族で札所巡りができる喜びを改めて噛み締め、小さな地蔵達に手を合わせて、観音院をあとにした。